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2016年7月

2016年7月28日 (木)

Holzwärme Grindelwald AG(木の暖房グリンデルヴァルト株式会社)を見学

地域熱供給システムってなに?
7月15日、グリンデルヴァルトで地域熱供給システムのプラントを見学しました。地域熱供給システムとはプラントで大量のお湯を作って、導管を介して、複数の施設に、お風呂や暖房用のお湯を売る仕組みです。国内ではあまり見かけませんが、欧州では一般的なシステムです。
ここでは木のチップ(20~40mm角程度に砕いたモノ)を主な燃料にしており、地産地消型の環境にやさしいシステムを運営しています。
※図: 安成工務店様のホームページから引用、同社のシステムでは冷熱の供給もしています。
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地域熱供給の本社だと思って辿り着いた場所は小水力発電所・・・
実はこの場所に辿り着く前、はからずも小水力発電所に行ってきました。その場所は、地域熱供給プラントだと思って足を運んだ場所だったのです。事前に調べた同社本社の所在地が、そこだったのです。
要は水力発電所も経営している、地域エネルギーHDの傘下ということなのだろうと思います。
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出国前に見つけた情報
一月前に視察お願いのメールをしていたが返事が来ず、外観だけでもという思いで足を運んでみたところ水力発電会社で、しかも誰もおらず・・・。
仕方なく部屋に戻り、バルコニーで昼食を取りながら同社のWEBをもう一度見てみる・・・
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灯台もと暗し・・・。
すると、写っている建物と思しき建物が食卓の向こう側にあるのです・・・!前日から気にはなっていた屋上緑化の建物で、煙突が2本出ています
google mapのストリートビューで見て、遠目にほぼ間違いないことを確信(隣接地までカバーしていませんでした)!
とまれ、行ってみることにしました。
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ラッキーなことに、飛び込みで視察をさせてもらう!
行ってみると、まさに予想通り!
しかも、車が止まって、シャッターも開いていて人がいる!地域熱供給プラントは自動運転可能なので、人がいないこともままあるのです。
すかさず見学をお願いすると「すぐに出てしまうので、少しだけなら良いよ」とのこと!ツイている!
彼らは技術系のパートナー会社のスタッフで、たまにボイラ等の調子を見に来るとのことでした。
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システムの規模と、事業のもたらす効果
6年前に開業した同施設は、6.5kmの導管木質ボイラ3200kWと1200kW(バックアップはオイル7700kW)を有し、ホテル20軒と一般家庭40世帯に熱を供給しているとのことです。「蓄熱槽が小規模・・・」と話していましたが、ボイラ等を見るとそれなりの規模だと思います。将来的な需要拡大も見越してボイラ等を設え、現在の需要に合わせて運転しているということなのでしょう。
なお、この事業に伴う、直接的な常勤雇用の創出は1人分だということです。田舎にとって、1人の常勤雇用を創出できるって大きいことだと思います。それに、ここでは木質チップを使用しているので、木を切り出したり、チップを生産する人たちの雇用強化もあります。
また、木の燃料を使用しているので、環境負荷の低減に寄与(木は温室効果ガス排出量ゼロとしてカウントされます)し、自然を相手にするリゾートにふさわしい取り組みだと言えます。
もう少し時間があると良かったのですが、贅沢は言えません。
とにかく、木質地域熱供給の視察という、レース以外のこともこなせたので良かったです♪
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2016年7月27日 (水)

グリンデルワルトで開催されたEiger Ultra Trail 2016(E101)に参戦!【レース編】

【7月16日】
今回参加したEiger Ultra Trail (アイガーウルトラトレイル)E101は距離101km、積算標高6,700m(登りだけを合わせた高さ:今回のレースはスタートとゴールが同じ場所なので、同じ数値分下る)という内容です。
この競技を始めてから1年半。自分の出場経験があるレースでは、一番過酷だと思っています。
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深夜の起床
レースは4:30にスタートですが、中間点まで運んでもらう荷物預けが3:30に開始されます。そのため4時には会場入りしたいと思い、食事やテーピング、着替え、最終チェックの時間を見込んで2時前に起床しました。
バルコニーに出てみると、とても寒く、明日のこの時間の自分を案じてしまいます・・・。真っ黒なアイガーに向けてシャッターを切ってみましたが、何も写りませんでした・・・。
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未明のスタート会場
4時前に会場に着いたときには、まだ人もまばらでした。が、次第に人が集まり、レース前の賑わいと興奮がこのスタート地点を支配します。
防寒着を脱いで、スタートを待ちます。
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号砲の時、そしてグラブを失う・・・
4:30・・・ぴったりより少し遅れての号砲でした。街の沿道には早朝にも関わらず、多くの人が出ていて声援を送ってくれます。
そんな中、スマホをザックに仕舞おうとしながら走っていて、このレースのために購入したグラブ(右)を1km地点までに失ってしまいます。101kmのレースで、100kmを残して・・・。あまりにも間抜けで、いまでも悔やまれます。
レースは次第に高度を上げ、モルゲンロート(朝焼け)のアルプスが背後に拡がります。
1回目のエイド(給水所)で、防寒用に入れておいた別のグラブを右手に装着。左右色違いのグラブをはめて、レースを進めます。ちなみにグラブは、強い紫外線から守る意味も込めて装着しています。
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真夏の積雪路
前日のブリーフィングでのコース解説の通り、前半の2000m~2500mくらいの標高の場所は、一昨日の雪が多く残っておいます。殆どが圧雪、場所によってはアイスバーンなので、足元がおぼつかず体力の消耗が激しく、下りなどではストックが命綱の役割を果たします。
滑落したら奈落へ一直線だろう・・・という腰の引けちゃう場所でも、中にはストックなどを使わず、駆け下っていく人も多数・・・唖然とさせられました。欧米人、やっぱり頭も身体もつくりが違う・・・。
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高度を下げていくと雪も消え、トレッキングを楽しむ人たちがたくさん表れます。
トレッキングの人たちは競技者に道を譲ってくれ、またわざわざレースを観戦しに来ていると思しき人たちはカウベルを片手に「Hop、Hop、Hop!」と応援したりしてくれます。トレイルランニングというものが文化になっているのだなぁ・・・と感じました。
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漸く中間点
中間(53.1km)地点までの下りでは、ヒザとつま先への相当のダメージがありましたが、14:30、中間地点のブルクラウエネンに着きました。
ノロノロとしていたのは認めます、ただ険しい顔もしていたようなのです・・・。ドクターが駆け寄ってきて「調子が悪そうだから、リタイアしろ・・・」といいます。一瞬、ラッキー!と思ったのですが、即座に「ここで靴の靴の交換をすれば、全く問題ない・・・」と回答し、レース継続が許されました
そうです、ここには服や靴、行動食等を詰めた自分の荷物が届いているのです。
ちなみに、この後もゴールまでにリタイアを勧められる場面が2度もあり、相当に苦しい顔をしていたのだと思います・・・。
服を着替え、靴を履き替え、軽食等も済ませて、気持ちも新たに後半戦へ出発します。
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そして、後半戦。
ゆったりめの靴に変えたこともあり、つま先は少し楽になりました。が、下りになるとやはり、すでに全ての爪が鬱血していて、踏ん張りが利かないためスローペースを余儀なくされます。
どうにかこうにかヴェンゲンの街に入ると、観光に来ていた日本人を見かけたので「こんにちは!」と挨拶すると、「日本人も参加しているの!」と驚いた様子で応援をしてくれました。
ヴェンゲンからは、今度はメンリッヘェンに1,000m程度、つづら折りに登り返します。「主催者め、エグイこと考えるなぁ・・・」と恨み、辛みを吐きながら、そのまま天国(あるいは地獄)に続くのでは?と思われる坂を、西日の直撃を受けながら上り続けます。かなりしんどかったです・・・。
そして、メンリッヘェンへ。2日前に大雪に見舞われた場所ですが、すでに嘘のように雪が消えていました。
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山が燃えている!
70km超の地点の近くでは、アイガー等の山々がアーベントロート(夕日が山を染める)が美しかったです。苦しくて、景色を堪能・・・なんて余裕は殆ど無いレースでしたが、このときばかりは“アルプスの少女ハイジ”の「山が燃えている!」というセリフを思い出して、しばし足を止めてしまいました。
ちなみに、この街を離れる日にモンベルショップで聞いた話しですが、宮崎駿がハイジの舞台をイメージするために訪れた場所は物語の舞台のマイエンフェルトと、ここグリンデルヴァルトだったそうで、特に自然の風景はここのイメージなのだそうです。
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電車の車庫を使った給水ポイント
クライネシャイデックの給水所は、ユングフラウ鉄道の検査場の中に設けられています。電車を眺めながら身体を休めることができます。普段なら、電車にこれだけ近寄れるチャンスに、いろいろと動き回るところですが、そんな余裕はありません・・・。
ここから先は暗闇へのスタートなので、ヘッドライトの装着や防寒着の着用などの準備をする必要もあるので、疲労でのろまになった身体に鞭を打ちながら割とサクサク行動しないとなりませんでした。
長い夜に向けて、いつも通りカフェイン飲料「超超打破」を投入して、出発します。
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暗闇の中、レースは続いていく・・・
気温の低下した、闇の中でのレース。緩い下りの後、再び急登してアイガーグレイシャーに着きます。ここには給水所等はないので、そのまま通り過ぎます。そして、そこからはアイガー北壁の直下をトラバースします。
緩傾斜ですが暗いし、辛いし、時々圧雪などの危険箇所もあるルートを進み、後半には急傾斜が待っています。
【17日】
この間に、日をまたぎました。途中のアルピグレン到着は、1時半くらいだったように思います。仮眠を取っている人も多く見られましたが、自分の場合はここで寝たら最後ですし、カフェイン飲料のおかげで寝ることはできないでしょう。コップ一杯のコーラをもらい、水を補給して、靴の中砂利を取り除いてすぐに出発します。
そしてグリンデルワルトと同じ海抜1,000mくらいまで下ると、再び300mくらいの登り・・・からの下りが、最後の最後に待っています。心が折れそうになりますが、とにかくレースを早く終えたい一心でストックを使って“腕”で歩きます
そして、だんだん街が近づいてきます。寝静まった、街の目抜き通りを最後の力を振り絞って、ジョグ程度のスピードで進みます。沿道には、まばらですが深夜未明にも関わらず声援を送ってくれる方もいて、その声援に応えながら、ゴールを目指します。
結局、ゴールは4時前でした。23.5時間・・・到着時間は、計画していた通りでした。
が、予想以上にエグイコースで・・・もう、ウルトラはお腹いっぱいです・・・。
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レースからの開放
部屋に戻り、シャワーをあびて、横になりますが体中が痛くて眠れません・・・。
カフェインが効いていたこともあったのかも知れません・・・。
結局、朝食が始まる6:30まで寝付けなかったので、まずは食事をしてしまい胃に血液を送り込み、眠くなるのを促す作戦を採ります。
長距離レース前はカフェイン絶ちをしていて、レース終了後の食事でコーヒーを飲むのはかなり楽しみなのですが、ここでコーヒーを投入すると眠れなくなるので、この朝食時点では我慢します。
眠りから目覚めたのは10:30頃だったでしょうか。
レースで使用した衣類を洗濯するために、ホテルから2~3分の場所にあるコインランドリーに向かいます。
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優雅で、最高に贅沢な日常生活
コインランドリーからの帰りに、co-opで昼食を購入して、洗濯物を干したり、昼食を食べながら日曜日の午後をゆっくりと過ごします。
雲一つ無い青空に聳える、アイガーを眺めながら・・・。
この風景の中で行う、日常の当たり前の行為はなんとも贅沢だと思いました。
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“完歩”祝いに駆けつけてくれた友たち
夕刻、BARに行くと、木曜日に約束した飲み助たちが、本当に皆が集まっていてくれて、完走、いや完歩を祝ってくれました。感激です!
御礼に、みんなに扇子をプレゼントしました(木曜日に結婚祝いとして扇子をプレゼントした友人には、別の絵柄のモノを、初対面の奥様にプレゼントしました)。
ちなみに木曜日と、この日の飲み代は地元の人たちやオーナー(殆どがオーナーですが)が出してくれて、結果として酒代ゼロでこんな楽しい時間をいただきました!
E101レースはあまりに辛かったので。いまのところ再出場・・・は考えづらいですが、何かの機会にこの街には再訪したいと思います。
多くの友との再会を果たすために!

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★コインランドリー(Waschsalon) 
ホテルから駅とは逆方向に、道を500mくらい下りていったところにあります。
建物の地階にあり、道路からは階段で下ります。
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【営業時間】8:00~20:00
【料金】
洗濯:5CHF(1CHF×5枚)/回
乾燥機:7分間で1CHF
洗剤:1CHF(グラム数不明、持参したものを使用しました)
※5CHF、2CHFから1CHF硬貨への両替機があります。

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2016年7月26日 (火)

グリンデルワルトで開催されたEiger Ultra Trail 2016(E101)に参戦!【レース前・準備編】

【7月14日】
欧州へ・・・
羽田を深夜0時過ぎに発つ便で、フランクフルト経由、チューリヒへ。
チューリヒからは、まずベルンに向かいます。スイス国鉄の特急(IC:インターシティ)には、今なお食堂車も付いているので、優雅に食事でもしながら・・・と行きたいところですが、馬鹿高いので空港のSBB切符売り場近くのco-opでパンと飲み物を買って昼食を済ませます。
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グリンデルヴァルト到着!
ベルンではインターラーケン行きに乗り換え、さらに終点のインターラーケン・オストでグリンデルヴァルト行きに乗り込み、現地時間13:39に長旅を終えました。
街の入り口の横断幕が、僕ら出場者を迎えてくれます。
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標高2,000mで身体を慣らす
駅に降り立つと夏なのに相当に肌寒い・・・と思いつつも、高地で身体がついてくるかを試したく、チェックイン後、部屋で着替えるとすぐに標高2,000m超のメンリッヒェンへロープウェーで向かいました。
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真夏の降雪・・・
すると真夏にも関わらず降雪!しかも、結構本格的に・・・。
用意してきた衣類に不安を抱えつつ、所々積雪もある緩傾斜の道をクライネシャイデックまで走り、割と身体が温まれば寒さも心配ない程度・・・との感触を得ました。但し、日中の話しなので、夜間への不安は払拭できません・・・。
この辺りはレースで言うと、後半の中盤(70km)くらいの場所になります。
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条件は悪化していく・・・
その先、アイガーグレイシャーまでコマを進めかけましたが、積雪量が多く、ガスも出てきたためクライネシャイデックに引き返し、鉄道でグリンデルヴァルトに戻りました。
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天気は回復傾向
それにしても、グリンデルヴァルト周辺の交通費は信じられないくらい高いです・・・。
むろん、交通費だけでなくホテルも、食事も・・・。そのため、この街での滞在期間中は、co-opでパンとハムや、お総菜、ビールやワインなどを買って、部屋で食事という生活でした。
景色の良い部屋だったので、それはそれで楽しめました。
そんなグリンデルヴァルトに戻ってくると、天候は回復してきて、虹も出ました。
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ホテルのBARで
夜、部屋で飲んで食ってから、何気なくホテルの1階のBARを覗いてみると、なにやら賑わっています。
こういう雰囲気弱いのです。ひょっとすると、明後日レースに一緒に出る人もいるかも知れない・・・ということもあり、輪に加わってしまいました。
しかし、飲んでいるお客さんは宿泊客でなく、オーナーと仲の良い地元の飲んだくれたち。
その中には翌日、結婚式という方もいたので、記念に扇子(100円ショップで買ったものを何本か持参していました)をプレゼントすると、一気に打ち解け、僕が100kmのレースに参加することを知ると「日曜日の夜に、完走のお祝いをしよう!」と言うのです・・・。プレッシャーかけてくるなぁ・・・。
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【15日】
街はお祭りムード
レース前日、街はお祭りの雰囲気が増してきています。
欧州のレースは市街地でスタート、ゴールするレースが多いのですが、この雰囲気がとても良い感じです♪
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必携品チェック、そしてゼッケンの交付
この日は、レース出場時に必携品に指定されている物品のチェックがあります。
これに合格しないと、ゼッケンがもらえません。
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最高の景色を眺めながらの昼食
無事にゼッケンが交付されました。
部屋に戻ると、天候も良くなってきたので、翌朝預ける荷物(ドロップバッグ)を作ったり、バルコニーでアルプスを眺めながらワインを飲んだり、昼食を採るなどしました。
とうとう、アイガーも顔を出しました
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街を散策♪
そして、事前に調べておいた木質バイオマス地域熱供給のプラントに訪問し、見学させていただきました。
このほか、この日は街を散策する程度に留め、過酷なレースに備えました。前日なので街中でランニングしている人をたくさん見かけたのですが、自分には走力がないので身の丈にあわせた、身体に負荷をかけない過ごし方に徹しました。
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ブリーフィングでの話しを元に、レースの対策を練る・・・
夕刻には、参加が義務づけられているブリーフィングに参加。ここでは、昨日走った場所の雪の話題は一切無く、むしろ前半にあるレース最高地点ファウルホルン周辺の積雪量の多さが話題になっていました。どのくらいかというと、彼らの表現で「スノーシュー(かんじきのようなモノ)がいらない程度・・・」ってことです。換言すると、そんなことを引き合いに出すくらい積雪多いの?って印象です。
そして、100kmとかの長距離のレースでは、コースのほぼ中間地点にあらかじめ荷物(着替え、行動食の補給等を入れておくドロップバッグ)を送っておくことができるのですが、その荷物の中には換えのシューズを入れておくのが得策だというのです・・・。
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レースの用のシューズは一つしかありませんが、幸い移動用の靴もトレイルラン用のシューズにしてきたので、一応それを荷物に入れることにして、中間地点到着時点で使用するか否かを判断することにしました。


街滞在中、唯一の温かい食事
ちなみにこの夜はレース参加者向けのパスタパーティがあり、ペンネをいただきました♪この街での温かいものを食べたのは、このときだけでした。
翌朝が早いので、この日はまだ明るい20時過ぎに就寝しました。
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★ベル-エア エデン(Bel-Air Eden)
今回お世話になったのは、家族経営している二つ星のホテルで、駅から1~2分でとても近くて便利、かつ廉価なホテルです。
しかも、リゾート地には珍しくシングルルーム(浴槽はなく、シャワーのみですが)があるので1人旅の際には、宿泊費を抑えることができます。
ホテルにはマウントビューの部屋と、そうでない部屋があります。当然、前者の方が高いのですが、ここは世界の山岳リゾート「グリンデルヴァルト」です。
この分のコストだけは、しっかりとかけることをお勧めします!コスト以上に、滞在が楽しくなるという見返りが得られます。
なんといっても、天気が良ければアイガービューで、悪くてもこのスイスの牧歌的な風景(後日、晴れた日の景色を掲載します)を見渡すことができます♪
朝起きて、この景色だから毎日最高の気分で朝を迎えられました。
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なお、部屋の水は飲むことができます
冷蔵庫が無かったのは不便といえば、不便でしたし、壁が薄いので隣の部屋の物音は気になしました。
ドライヤーや電気ポットなどの備品はないのですが、借りることができました

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2016年7月25日 (月)

ジュレック(Żurek)というスープ

ポーランドにはジュレック(Żurek)というスープがあります。コクがあって、酸味があって、とても美味しい
世界三大スープって、トムヤムクン、ブイヤベースまでは不動らしいのですが、3つめがフカヒレスープだったり、ボルシチだったり、味噌汁だったり定まっていないらしいのですが、僕の場合、間違いなく3つのうち一つは
ジュレック!

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このスープには、ライ麦粉とハーブに、ぬるま湯を注いで数日発酵させた液体調味料を用います。ポーランドの市場やスーパーには、液体調味料(写真:黄色いフタのボトル)が売っています。

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具には大抵、
ソーセージやベーコンジャガイモ、そしてゆで卵が入っている。特に、ゆで卵が入っているのが絵的にカワイイ。
最後に、
コリアンダーなどを散らすとなお良い♪
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ちなみに、食堂やレストランで注文するとお皿に入れてくるお店と、くり抜いたパンに入れてくるお店があるが、僕はパンとスープは別々に出してくる方が好きです。

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このスープに似ているものに白いバルシチ(Barszcz biały)がある。こちらは液体調味料を作る際に小麦粉を用います。ちなみにバルシチは、ウクライナ料理のボルシチとほぼ一緒。向こうが赤なのに対して、こっちは白というわけです。
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さすがに重いので、旅行で買ってくるのは粉末調味料になり、今回も大量購入してきましたが、そろそろ液体調味料づくりから挑戦してみようかな・・・と思っています。
なお、粉末調味料のジュレックでも、それなりに美味いですよ。

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2016年7月24日 (日)

ツール ド フランスが、ベルン(スイス)にやってきた!

【7月18日】
ベルン到着
グリンデルヴァルトから、ベルンに移動しました!
何度か通過したことはありますが、駅を下りるのは初めてです。
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が、Hotel.comで予約していた宿がオーバーブッキング!!
別のホテルに宿泊することになりましたが、同サイトでのオーバーブッキングは今年二度目・・・。酷いのは、同社からの事後の謝罪連絡等は全くない・・・。
この手のことがあるとBooking.comは、すぐに電話とかメールとかをよこしてきます!
Hotel.com、一体どういう会社なんだよ!
街に着いてから部屋に入るまでに、炎天下の中2時間を要し、すっかりバテました・・・。
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ツールが街にやってくる!
さて、自転車のロードレース、とりわけツールドフランスは欧州人の心沸き立つイベント。そのツールが、この日、この街にやってくるのです!
フランスとスイスのフリブール条約から500年を記念して、100回以上を数えるこのレースがスイスで初めて休息日を迎えるのです。
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となれば、街はツールドフランス一色
特に優勝経験もあり、今年で引退を表明しているカンチェラーラの出身地でもあるこの街は、大いに盛り上がっています。グリンデルヴァルト(州内)で前日飲んでいても、地元人は「彼がトップでやってくる・・・」と真顔で話すのです・・・。換言すれば、地元出身者が英雄と見なされるくらい、メジャーなスポーツなのだなぁと改めて実感しました。
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ツール一行のベルン到着

ツールのベルン到着を観戦してみて、どれほどこのイベントが欧州人に愛され、どれほどの規模のイベントであるのか・・・実感しました。
いまや一大商業スポーツイベントなのですが、しかしそれ以上に100年以上も繰り返されてきた歴史の中で文化にまで育っていると感じました。
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子どもから、お年寄りまで沿道に詰めかけ、選手たちを受け入れる前に路面をきれいにしていた清掃員たちもそのまま残って熱狂している!
この人垣が、選手が旅してきた209km(第16ステージ)もの長距離、絶えることなく続いていたんだなぁと考えると、やはり凄いコトだと思う!
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そして、いよいよ一行が到着!沿道には、遅れてやってくる最後の選手が通過するまで皆、その場に留まり「allez、allez、allez(アレ、アレ、アレ!」と声援を送ります。
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【19日】

ツールの休息日
一晩明けて休息日、街の主立った観光名所を散策していると市内の5つ星ホテルの前に、ツールのチーム(ETIXX - QUICK STEP)のメカニック車両を発見!
市街地の路上で、バイクを整備していました!30分くらい、その様子を見せてもらいました。
許可を得てバイクに触れたり、持ち上げたりさせてもらえます!
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昼食後、同じ場所に戻ってみると選手(アイルランド人のマルティニ選手)とメカニックがセッティングについて、やりとりをしている風景に出会いました。
何だかとても得した気分♪
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そして、次の目的地のワルシャワに移動するため、チューリヒ空港行きのICに乗り込みました。
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2016年7月22日 (金)

音楽の都、ワルシャワ?

いま、ワルシャワにいます。今日はF.ショパン博物館に足を運びました。

朝、開館時間を間違えてしまい1時間も早く着いてしまったので、せっかくなので隣接しているF.ショパン音楽アカデミーを見に行きました。道路の境界の壁には楽譜が描いてあり、アートしているなぁと感じました。
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そして、正面入り口に回り込むと、さらに奥の方で
ピアノの曲が聞こえます! 曲に導かれて音源に近づいてみると、練習でしょうか?でも、とてもきれいな曲です。

ちょうど木陰にベンチがあったんぼで、しばしその曲を聞かせてもらうことにしました・・・。世界屈指の音楽学校から流れてくるピアノに聞き入っていると、あっという間に1時間が過ぎ、博物館の開館時間を迎えました。
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さて、博物館ですが、ちょっと電子系に凝り過ぎ・・・って感じがしました。
作曲家の博物館は幾つか足を運んだことがありますが、ちょっとハイテクすぎて雰囲気はいまいちかな・・・と、僕は感じました。
でも、曲を聴かせたい!という意図は通じました。

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そして、この街は音楽の溢れる街で、この時期は毎週日曜日のワジェンキ公園で屋外コンサートがあります。生憎、今回は日曜日の滞在はないので聞けません。

しかし、8月1日のワルシャワ蜂起の記念式典に向けた練習(クラシック)を、昨日の日中、無名戦士の墓のあるサスキ公園で聞く機会を得ました。

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また、夜になると旧市街にはストリートクラシックミュージシャン(?)が腕を競っています。
昨夜出向いてみての発見は、こういう場所では少々の腕よりも、演出の勝る者が勝者となるように感じました。

昨夜は暗がりで弾くバイオリニスト数名と、建物のライトアップ設備前に一名がいました。後者の女の子は、割と無難な曲が多く、技量は前者の方々に軍配が上がるのでは?と思いましたが、彼女の照明の活用の仕方がとても上手く、総合力で勝っていると感じました。
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壁面に写る影の大きさ、影に対する服装の色の華やかさ・・・。エンターティナーとして、昨夜のバイオリニストの中では一番投げ銭を稼いでいたのでは?と思いました。何枚も写真を撮らせてもらった僕も、ありったけの小銭を彼女に入れてあげげました。
もはや彼女は、芸術作品となっているように感じました。

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