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2016年6月 9日 (木)

シベリア鉄道で高級寝台車リュークス(Люкс)に乗車!

2016年のゴールデンウィーク、極東ロシアと中国を旅した時、シベリア鉄道(Океан:アキアーン号、オケアン号)に体験乗車してきました!

シベリア鉄道は、出発時刻に注意!
4月28日、現地時間21:00にハバロフスクを発ちます。
あえて現地時間を記載したわけは、ロシア鉄道の時刻表によれば、この列車の同駅出発時刻は14:00となっているからです。これはロシアの鉄道は全て“モスクワ”時間で運行されているからです。モスクワと7時間差のある極東地方でも、モスクワ時間が切符に記載されるのです。
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ですから、駅の電光掲示板はもちろん、駅舎の外壁にある時計の時刻や、車内の時計も全てモスクワ時間が表示されます。正直、混乱します・・・。
20時前に撮影した写真ですが、現在時刻も7時間前。乗車列車の6列車(Хабаровск – Владивосток)も、出発時刻は14:00になっています。
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駅での待ち時間
ハバロフスク駅には1階の待合所(ホール)の他に、2階の有料待合室、さらに1階にはカフェテリア形式の大きな食堂(スタローバヤ)もあります。時間も時間なので、夜行列車に乗り込む前に食事を済ませて・・・というのが望ましい過ごし方だと思います。
が、今回は食堂車を使う計画なので、プラットホームで写真を撮ったり、ホールでスーツケースに腰掛けたりして過ごします。
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ちなみに、ロシアの長距離列車は始発駅では30分前から乗車できます。改札は乗車する車両の扉の前にいる車掌によって行われます。なので、プラットホームへは駅舎を通らずに外から直接アプローチしてもかまいません。
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いよいよ乗車
初の最上級一等寝台のリュークス(Люкс)に乗車です。Люксは高級とか、豪華といった意味です。ですから、まさに高級寝台車なのです。
ロシアの寝台車には、このほか一般的な1等2人個室(СВ)、2等4人個室(Купе)、そして開放3等寝台(Плацкартный)があり、この列車には3等車以外の、3種類の車両が連結されています。ちなみに他の国でも一緒ですが1等、2等に1人で乗車する場合、知らない人と相部屋が前提です。
これに対してリュークスは1人使用が前提の個室で、2人で使用する場合は“エキストラベッド”を使用して二段寝台にします。
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洗面台からトイレ、シャワーまで付いていて、かつタンク式(垂れ流し式でない)なので、(ロシア鉄道にありがちな)駅が近くなるとトイレが使用できない・・・なんてこともありません
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アメニティや軽食類も充実していて、とても楽しいです。
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お値段は・・・?
1人でウラジオストクまで利用する場合(運賃+寝台料金)、2等が約3,000ルーブルで、1等車が6,000ルーブル程度であるのに対して、リュークスは11,500ルーブルと高額です。
が、前述の通りリュークスは部屋売りです。これに対し、他の寝台はベッドあたりの金額です。
今回は2人で使用したので、1等車だと先の金額を単純に2倍して12,000ルーブルとなりますが、リュークスであっても14,000ルーブル程度です。リュークスの代金は、イメージ的に部屋代+エキストラベッド分といった感じでしょうか。
そのため、2,000ルーブルの差でこの楽しさ・・・僕らはリュークスにして良かったと思っています(下の写真は、別の機会に乗車した1等の2人個室です)。
ちなみにリュークスだと、食堂車から食事も運んでくれます。出発前に注文を取りに来ましたが、食堂車に行きたいのでお断りしました♪
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食堂車という楽しみ♪
出発が21時と遅いのですが、食堂車は23時頃まで営業しています
食堂車のために昼から食べていなかったし、混雑して入れなかったら目も当てられないので、出発してすぐに食堂車に向かいました。
僕らが入ったときには使われているテーブルは2つでしたが、僕らが注文を入れたあたりから満席になり、食堂車は大盛況でした!ホールスタッフは基本一人で、売店の来客も回しているので大変そうでした・・・。
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食事の方は・・・特別に美味しいということもないですし、駅のスタローバヤに比べれば遙かに値段も高めなのですが、やはり食堂車という特別感がたまりません。
真っ暗で外も見えないのですが、ガタゴトと揺れる中で、落ち着いてビールを飲んで、まともな食事ができるのは嬉しいです。
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シャワーを浴びて就寝。
部屋に戻ると、相方がシャワーを浴びている間に、昨夜飲みきれずペットボトルに詰めてきたワインを飲み直し♪
その後、下段の背もたれを倒し、上段を出して、寝る準備をしてからシャワーを浴びて、就寝です。
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朝陽の中を走る
今回の旅はウスリースク下車なので、この恵まれた空間で朝をゆったり楽しむことができずに残念でした。しかし、早朝の下車だからこそ、朝焼けの湿原地帯を走る車窓を目にすることもできました。
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6時16分、ウスリースク到着。結構、多くの人が降車しました。
日本からは消えてしまった、ちゃんと生活に根ざした夜行列車なのです。
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★チケットの購入方法
ロシア鉄道のホームページにはweb予約画面がありますが、なんとロシア国内で発行されたクレジットカード以外の決済はできないようです(2016年4月現在)。
そのため、国内代理店でチケットの手配を考えましたが、とんでもない金額の手数料を取られます!現地の代理店だと、もう少し廉価な手数料でした(日本語のwebを出しているところもあります)。
今回は上記webを1週間くらい前に見ても、リュークスは半分くらい空いており、前日まで毎日チェックしましたが空き状況に変化がなかったので、現地の駅で直接購入することにしました。
2年前にモスクワの駅窓口で列車のチケットを購入した際には、クレジットカードが使えたように記憶していたのですが、ハバロフスク駅の窓口(駅に入って右側)では現金しか使えず、持ち合わせが足りなかったので構内のATMでキャッシングしたり、駅であたふたしてしまいました・・・。
ちなみに職員によるのでしょうが、今回は窓口で英語は使えませんでした。簡単なロシア語でも十分に購入できますが、不安な方は上記webの当該列車の情報を印刷しておくとスムーズだと思います。

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コメント

貴重な情報ありがとうございます。
表示時刻など知らないことばかりでした。
シャワー事情を考え、一等車を考えていたのですが、
シベリア鉄道事情は刻々と変わり、
ロシア語がある程度できないと、現地でトラブル回避が難しいことが分かりました。
いつか制覇するために、中年ですが、ロシア語を始めようと思います(英語、ドイツ語はできます)。

投稿: ねこ | 2017年7月 6日 (木) 17時40分

JALのマイル1.1万マイルで、ハバロフスクへ行くキャンペーンは継続中です!
また、アライバルビザも始まりましたので、是非、遊びに行ってみてください!

投稿: | 2017年8月 6日 (日) 14時24分

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