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2016年5月

2016年5月21日 (土)

2016年ゴールデンウィーク「ロシア~中国~ロシア」の旅③【ウラジオストク編】

5月2日:琿春~ウラジオストク移動日
この日は琿春バスターミナルからロシアに再入国して、スラヴヤンカでバスを乗り換えてウラジオストクを目指します。
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ウラジオストク駅に着いたのは、ロシア時間で20時半・・・。疲れた身体で、駅前の坂を登って宿を目指します・・・。
そして、21時を回って、ホテルウラジオストクにチェックイン。リビングもきれいだし、浴槽も広々です!ただ、冷蔵庫は恐ろしく冷えません・・・。
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夕食は遅いので近場で・・・ということで、ここに来る途中にあった、ロシア料理の有名店「ノスタルギーヤ(Ностальгия)」にします。店の内装の雰囲気は落ち着いていて、心地よいです。特に復活祭(Христос воскрес)の時期に合わせて絵画を掛け換えたのでしょう、ロシア人にこういう気配りがあるの?と、驚かされました。食事も全て美味しかったですが、アルコールが一切置いてありません・・・。
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食後、部屋に戻る際にコンビニ(セブン・イレブンのパクリの「ドゥヴァー・チトゥーリ」)に寄ってビールを購入しようとすると、22時以降はアルコール販売禁止とのこと・・・。仕方なく、ホテルのミニバーを使用します・・・。
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5月3日:ウラジオストク周辺をドライブ
朝から雨が降っていますが、この日はドライブです。
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予定が狂い、街の道の様子もわからないままぶっつけ本番で、車で街に出ます。ハバロフスクの経験から極東ロシアのレンタカーはAT車かな?と思いましたが、甘かった・・・やはりマニュアル(MT)車でした
2年ぶりのMT車だし、道は大通りの一方通行路線すら分からないし・・・特に坂が多い街でのMT車は閉口しました。街を出るのに一苦労です。
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郊外にさえ出れば、ひたすら走るのみ。1時間半くらいで、最初の目的地、沿海州サファリパーク(Приморский Сафари-парк)に到着。アムールトラのアムールと、野生の本能を忘れさせないために生き餌として与えられた山羊のティモールとの間で友情が芽生えたことで、2015年に話題になった動物園です。
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サファリパークというと日本では車で移動しますが、ここではスタッフが付き添い、説明を聞きながら園内を歩きます。
さすがにトラは歩道から見るだけでしたが、多くの動物はスタッフと一緒に柵の中に入って、間近に観察するシステムです。ツキノワグマまで放たれた檻に入るのは、少しドキドキでしたが、相手はこちらを気にする様子もありませんでした。
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次は、ルースキー島を目指します。行きは半島の東側を北上するようなルートでしたが、今度は西側に進み、大きな橋で海を2回渡って南下します。その一つは、世界一の斜張橋として有名なルースキー島連絡橋。ですが、ガスで何も見えません・・・。
島ではヴォロシロフ砲台に行くことを考えましたが、閉館時間に間に合いませんでした。
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駅には黄金橋を渡るルートで向かいます。車を返すとAVISのスタッフが「ホテルに車で連れて行くよ・・・」と申し出てくれたのですが、食事に向かうことを伝えました。するとレストランまで送ってくれました。
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今夜はディナモスタジアム前の「ドヴァ・グルジーナ(Два Грузина)」で、ジョージア料理です。ロシアは旧ソ連なので、巨大都市でなくても、様々な国や地域のレストランがあるので食事に飽きません♪
ツレは初のジョージア料理でしたが、全般的に美味いと評価。特に、肉入りのハチャプリが気に入ったようです。僕はチャカプリと、チャシュシュリを勘違いして、注文してしまい大ショック・・・。ジョージア料理の名前は、頭が混乱します・・・。
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食事を終え、街中の大型ショッピングセンター「クローバーハウス」の地下食品売り場に向かいます。ツレがワインを飲まないので、ジョージアレストランなのにワインを注文できず・・・なので。旧ソ連ケインのワインが充実しており、部屋酒用のジョージアワインを購入。ジョージアは甘めのモノが美味しいので、やや甘口(полусладкое)を購入しましたが、まぁ美味いけど甘過ぎなので、お土産は辛口(сухое)にしました。
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5月4日:ウラジオストク市内を散策
今朝は少し、天気が持ち直しました。しかし、降ったり止んだりの安定しない予報です。
まずは水族館に向かいますが、いろいろなブログで見かけましたが、本当に入る価値はないと思います・・・。時間とお金に、よほど余裕がある人には怖いモノ見たさでお勧めです。
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次いで、隣接する要塞博物館に。ここはコスパの良い展示施設で、トーチカの中の展示物も充実しています。普通にお勧めです!
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その後散策して、グム百貨店の1階にあるカフェで一休み。見た目もきれいなピロシキは美味しかったのですが、コーヒーはロシアの喫茶店にありがちなインスタントです・・・。ここでルガバヤ市場に行くバス停と、何番に乗ればよいかを店員さんに聞くと、お客さんも参戦して、丁寧に教えてくれました。「Спосибо большое!」です。
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ルガバヤ市場には、中央広場からバスで向かいます。時刻表は、街灯の上の方(写真のバステーマークと同じ高さ)にあります
ちなみにバスは、基本的に韓国の路線バスのお古です。至る所にハングルが残っています。バスに乗り込むと、一応、運転手さんに市場に行くかを聞いておきます。ハバロフスクと異なり、車掌は乗務していません。そうすれば、着いたときに下りるように促してくれますので♪
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市場ではお土産にする、クノールなどのスープの素(ロシアならではの種類)、ウラジオストクだけでしか売っていないハチドリのチョコレートなどを探して歩きます。歩き回って、ここでほぼ全てのお土産を調達しました。いずれも市内のスーパーなどに比べて、格段に安いので、爆買いするなら市場です
大荷物になったのでバスで駅まで行って、部屋に戻ります。
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夕刻、この街、この旅で最後の観光に向かいます。まずはウラジオストク駅舎内を見学、ハバロフスクの方が食堂とかが充実していて楽しいかも。
プラットホームには、そのハバロフスク行きの列車が入線し、各車両の扉の前では車掌による改札が始まっていました。共産主義国っぽい風景です。
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そして港を歩きますが、鉄道引き込み線は生活道路になっています。ちなみに路駐の車は全て右ハンドルでした。
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そして海軍基地の横を通って、
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黄金橋をくぐって、
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坂を登ってケーブルカーの駅に辿り着きます。少し気合い入れれば線路沿いの階段で、昇ってしまえます。11ルーブルと安いので体験も含めて乗車します。車両が可愛いです。
ちなみに、お金を持っていないネコは徒歩を選択したようで、線路敷内の点検用の階段を登っていきました。
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そして、鷲の巣展望台へ。
眼下には黄金橋。そして遙か、ルースキー島連絡橋も望めます。
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帰路はスヴェトランスカヤ通り(Светланская улица)を歩いて、寄り道しながら、夕食に向かいます。
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今夜は駅近くにあるウズベキスタン料理の店「フローパク・チャイホナ(Хлопок Чайхона)」。表通りから、少し入り込む、しかも高低差もあるので少し分かりづらく迷いました。
しかし、プロフ、ラグマン、チーズのハチャプリと炭水化物祭り、プラスで羊のシャシリクを食べましたが、全て美味かったです。この店は超お勧めです!
ちなみに、ケーブルカーの駅の近くにも、同じ店があります。
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5月5日: 帰国・・・
今日は帰国です。が、朝起きると、とても天気が良いです。
旅の最後の朝ですし、ランシャツなどもせっかく持参していたので、ハバロフスク以来の朝ランに出かけます
人気のない街、
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太陽が顔を出す瞬間、
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朝日を浴びる港など・・・、正直いって小汚いウラジオストクも、朝陽が当たる時間帯は美しいのです。
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部屋からは、アムール湾の対岸まで見えます。
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空港へは駅から、バスで向かいます。列車(Аэроэкспресс)もあるのですが、本数が異常に少なく、S7東京行きに乗るためにはものすごく不便です。
所要時間は1時間ちょっとで、運賃100ルーブル、大荷物20ルーブルです。
空港のチェックインは、2時間前(11:30)からなので、10:20のバスに乗りました。
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行きの飛行機ではパン少し出されるだけだったので、それを見越して空港で昼食を取っておきます。
空港の地下には職員食堂のような雰囲気のスタローバヤがあるので、そこに向かいます。
ロールキャベツ(ガルブッツィー:Голубцы)に、好物のソバの実(グレーチカ:Гречка)を合わせ、さらに大好きなスープ、サリャンカ(Солянка)を注文して、ロシアでの最後の食事を楽しみます♪ 
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そして、出国手続きを終えて搭乗口に向かいます。搭乗口の周辺には、免税店やカフェなど、予想していたよりはお店がある・・・と感じました。
そして13時に出発。昼食も済ませていたので、爆睡して帰国しました。
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今回訪れた地域は、特別に「もう一度、行ってみたい!」と思うような場所は正直なかったです・・・。
しかし、ウラジオストクはマイル数をあまりかからずに、しかも2016年の夏からはアライバルビザ(事実上のビザなし渡航)になるらしいので、機会があれば、また行ってみようか・・・と思っています。

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2016年5月19日 (木)

2016年ゴールデンウィーク「ロシア~中国~ロシア」の旅② 【中国編: 4月29日~5月1日】

4月29日: ロシア~綏芬河~延吉への移動日

朝、夜行列車でウスリースクに着き、まずは中国の綏芬河に向かいます。
http://kenura.cocolog-nifty.com/blog/2016/05/post-518a.html

綏芬河は1年4ヶ月前に来たのですが、その時に比べても、大きな変化を遂げています。
最初に着いた鉄道駅は郊外に移転し、巨大なものになっていました。ここで電子チケットを切符に交換します。牡丹江では切符を交換する十分な時間がないので、牡丹江~延吉の切符も交換します。
ちなみに、中国では乗車列車の出発駅以外での発券には、1枚5元の手数料が徴収されます。
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乗車予定の列車まで3時間程度あるので、駅に荷物を預け、循環バスで中心市街に繰り出します。
中国語・ロシア語併記の看板が乱立する風景が、この街の大きな特徴です。急速な発展の背景にある、国境貿易を視覚的に感じられます。
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昼食は大衆食堂に入ることにしました。食材等が何となく危険な気もしますが、中国ではこういう食堂が異常に美味く、クセになります♪
ふらりと入った食堂で、地元名物のキクラゲ、東北名物の餃子、それにお店のお勧めの西施豆腐をいただきましたが、豆腐が大きすぎて食べきれませんでした・・・。「吃飽了(お腹いっぱいです)」で勘弁してもらいます。
ツレは初中国でもあったのですが、大衆食堂を結構楽しんでいて、満足したようです。
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そして14:30発の列車(特快T5008列車)で牡丹江に移動。前回、この区間に乗ったときには高規格路線は整備中。そのため、在来線は川沿いの線路をくねくねと3~4時間を掛けて走りましたが、今回は新線が開通して綏芬河~牡丹江は1時間11分に超短縮されていて驚きです。
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客車列車ですが160km対応の車両は、滑るように走ります。但し、硬臥車の下段寝台を4人がけの座席、通路の折りたたみ椅子を1人用座席(硬座)として利用する変わった運用でした(寝台の中段、上段は使用しません)。写真は牡丹江到着後なので誰もいませんが、列車は満席状態で窮屈な旅でした。
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牡丹江では、長春行きの長距離夜行(普快2168列車)に乗り継ぎました。駅構内は広く、やはり綏芬河で発券しておいて正解でした。長距離列車なので食堂車が連結されているのではないか・・・と期待していまいしたが、車両が入線してくると、食堂車は連結されていないことがわかりました。そのため兵糧攻めに備え、プラットホームの引き売りから食料や飲み物を調達しておきましたが、車内販売のサービスはありました
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16:24、列車は動きだし、延吉に向けて南下します。旅は6時間半に及ぶので、軟臥(4人個室の寝台)で横になって移動します。ちなみに同室の女性二人組も、延吉までの利用で、ここではかなりの人が下りました。
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延吉に着くと、乗り合いタクシーでホテル(7天连锁酒店延吉人民路百货大楼店)を目指します。
汽車の中では結局、飲んだり、食べたりしなかったので、チェックイン後、深夜でしたがホテル近くで食事のできるところを探し、朝鮮料理の食堂(三千里冷麺部)に向かいます。少し冷えた夜だったので、店名に冠された冷麺は注文せず、北朝鮮や延辺地方でよく食べられるというトウモロコシ麺をいただきました。
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4月30日: 延吉~図們の北朝鮮国境偵察?~琿春

延吉市は延辺朝鮮族自治州の中心地で、活気があります。街の看板にはハングルが多用されており、韓国にいるような錯覚に陥ります。
チェックアウト時間は12時なので、チェックアウト前に西市場を目指して、市街地を散歩します。 しかし「地球の歩き方」の地図に西市場の位置として示された場所は広大な空き地になっています・・・。
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地図の場所からさらに川に向かって歩いて行くと、「延吉西市場・・・」看板を掲げた巨大ビルを発見! 市場と言えばお目当ては、やはり食品売り場。この建物の地下が、食品市場になっています。色とりどりの野菜や見慣れない食材、朝鮮料理に用いる香辛料に溢れていて、楽しいです♪ が、犬好きにとって、犬肉(狗肉)はちょっと勘弁・・・。
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市場の踏査後は、朝食です。ぶらりと入ったこぎれいなお店で、スンデ(もち米の腸詰め)やタコの吸盤炒め、豆乳麺など、これぞ朝鮮料理って感じのモノがテーブルを彩りました。が、朝食とは思えない量です。特に、一般的に小皿メニューの海帯絲を「頭悪いんじゃないの?」って量で出されたことで、食卓は激戦地となりました。
大食漢の自分も決死の覚悟でこの一戦に臨みましたが、海帯絲に完敗しました・・・。
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ホテルに戻ってチェックアウトして、タクシーで2015年9月に開通したばかりの新幹線の駅(延吉西)に向かいます。そこから図們市(図們北)を目指します。昨夜、在来線で1時間かかけて移動してきた図們~延吉間は、新幹線だと20分足らずです。
それにしても中国の駅は、最新の立派な新幹線駅でも必ず給湯スペースがあり、待ち時間を利用してお茶やカップラーメンを飲食している人を見かけます。
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図們北駅に着き、荷物を預けようと思いましたが、なんと図們北駅には荷物預かりサービスがありません・・・。そのため、まず新幹線駅から在来線の図們駅まで移動して、図們駅待合室の売店に荷物を預け、漢字とハングルが溢れる街へと歩き出します。ちなみに、在来線駅前のバスターミナル周辺の商店でも荷物預かりをしていました。
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散策の目的地は、この街の最大の観光地である北朝鮮国境です。しかし、中朝関係悪化のためか橋や国境の展望台は閉鎖されていました・・・。そのため河原を散策しました。荒涼とした傾斜地、生気のない集落、そして先代親の肖像画のかかった建物・・・実際に目にすると、あの国が抱えている問題の大きさを実感します。
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観光を終え、在来線の駅までバスで行き、駅で荷物を受け取り、バスで北駅に向かいます。ちなみに、荷物受け取りのため、途中下車しましたが路線バスは国境と北駅に直結しています。
図們市から琿春への旅客鉄道は、新幹線のみで乗車時間は30分足らずです。そのほかはバスになりますが、結構、時間がかかります。しかし、北駅に着いてみると、次の列車まで1時間半以上もあります。何もない新幹線駅に来てしまったことを後悔すると同時に、一部区間で北朝鮮を眺めながら走るという路線バス(高速とは別)で移動しても良かったのでは・・・とも思いました。
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中国も日本のGW中は、連休です。そのため帰省客でしょうか、新幹線の乗車率はそこそこで、終着駅の琿春ではたくさんの人が降車します。荒野にぽつんとある駅の周りは、乗客を迎えにきた親戚の車や乗り継ぎのバス、タクシーでごった返しています。列車が到着しただけなのに、何やら祭りのような騒ぎでした。
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バスターミナルから比較的近いので、大手ホテルサイトで予約しておいた琿春森林山国際酒店に着くと、なんと!「部屋がない・・・」という衝撃的な宣告を受けます・・・。すると英語を話す女社長が経営する、別のホテルに電話を繋いでくれました。英語で説明を受け、そちらのホテル(琿春梓豪賓館一分店)に宿泊することにしました。

宿泊するホテルへの移動途中のタクシーに、明日のバスの時刻を現地で確認しておくため、できれば切符も買ってしまいたいと思いバスターミナルに寄ってもらいました。しかし、バスターミナル職員から聞かされた話しは、先ほどのホテルで受けた衝撃よりも大きく、鈍器で殴られたような衝撃で一瞬、ヒザから崩れそうになりました・・・。「明日の(スラヴヤンカ行き)バスは運休だよ」
ホテルに到着し、女社長に聞くとメーデーなので国際便は運休とのこと・・・。相談して2泊することにしました。こうして後から考えると、英語でいろいろな相談に乗ってくれた、この社長のホテルに宿泊できたことは不幸中の幸いだったと思います。
社長からは「明日は中朝露3か国の国境が見渡せる、防川展望台に行くのはどうだ?」と提案されます。どうせやることがないので、ツアー参加の手配をしてもらうと、ツアー会社に断られてしまいます。同社によると、いま外国人は入れないというのです。
いろいろ疲れたので、ホテル前にある「延吉百貨店の琿春超市」に出向き、中国産ワインを購入し、部屋で飲みます・・・。ちなみにこのお店の看板は、この街で多く見かける中朝露の3カ国語表記です。
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5月1日: 図らずも丸一日、琿春
祝日だからなのか、日曜だからなのか、ホテル周辺には朝からたくさんの露天市が出ています。朝食を済ませると、早速街なかを散策してみます。この街の朝は早く、7時台にも関わらず、開いている店も多いのです。
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そして、ホテル近くにある市場の探索です。朝食を食べた後でしたが、蒸かしたての野菜餡の入った面包を買い食いしたり、市場の楽しさを満喫します。
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昨夜、ネットで琿春周辺の観光情報を収集して、市内の甩湾子橋を知りました。この橋は戦前の中朝国境の橋で、一部(10数メートル)が落ちた(落とした)ものの、そのギリギリまで歩いて行けるという観光地です。
社長にここに行きたいと伝えると「そこなら誰でも行ける!」と返答し、するとすぐさま外でタクシーを捕まえ、価格交渉から、橋での滞在時間など行動ルートの指示まで運転手とやりとりしてくれました
が、現地に行ってみるとちょっとした事件が起こります・・・。
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橋から戻ったのは昼過ぎです。昼食を食べに、市場内のフードコート・・・的な場所に向かいます。ツレは、中国の安くて、小汚いけど、妙な美味さのこの手の食事に嵌ったようで、とても楽しんでいました。前菜に豆腐絲と砂肝煮付けをもらい、ツレは雲吞、私は冷麺大盛りを啜ります。
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そして、小皿で注文した豆腐絲をいたく気に入ったらしく、できれば日本に持ち帰りたいと・・・。どうせ暇なので、この後の旅にも持ち歩いても、持ち帰れそうな乾燥度合いの豆腐絲、あるいは豆腐皮を探し歩いて、豆腐皮を購入します(やはり半生で心配なので、帰国後すぐに細切りにして、数日で食べ尽くしました)。
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夜は雷雨に見舞われます。ホテル周辺で、19時以降に開いている食堂は見当たりません。ホテルの食堂も19時で終わっています。食事に出るにはタクシーで飲食街に行かねばなりません。
しかし、億劫なので、この夜はホテル前のスーパーでカップラーメンなどを買い込んで済ませます。頂大の「熱湯面皮・陳醋麻辣味」は、平たい春雨のような麺、辛くて酸っぱくて、そして痺れる複雑な味のスープ。クセになる美味さでした。次に中国に行く機会があれば、是非食べてみたい、絶対お勧めの一品です。
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★琿春梓豪賓館一分店
【住所】吉林 珲春 珲春市购物中心西侧(华隆商厦对面)
立地はバスターミナルからは少々離れいますが、タクシーで10分程度です。
近くに市場、スーパー、各種商店、百貨店まであるので買い物には困りませんが、夕食の選択肢は少ないかも知れません。
宿泊中、観光サポートのみならず、買い物や食事に関するアドバイスなど、いちいち英語でサポートしてくれて、本当に助かりました。
部屋はスタンダードツインだと思います。
1泊198元でした。
至ってシンプルで、浴槽はありませんでした。冷蔵庫もありませんでした。
朝食バイキングは朝7:00~8:00までの1時間ですが、美味しかったです。
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>>2016年ゴールデンウィーク「ロシア~中国~ロシア」の旅③【ウラジオストク編】
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2016年5月18日 (水)

2016年ゴールデンウィーク「ロシア~中国~ロシア」の旅① 【ハバロフスク編: 4月26日~28日】

4月26日~5月5日まで、JALのマイル特典航空券を使用してロシアと中国(ハバロフスク~中国・綏芬河~延吉~琿春~ウラジオストク)を旅してきました。
http://kenura.cocolog-nifty.com/blog/2016/05/post-0c81.html


4月26日: 成田~ハバロフスクを移動

S7航空568便が西日を受けながら、高度を下げはじめると、広大な不毛の湿地が広がります。シベリア・・・ソ連時代には恐怖も含んだ、その地名を実感します。

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殺風景なハバロフスク空港からは、トロリーバスでホテルに向かいます。掃除されていないガラスの向こうに、疲れた街並みが通り過ぎていきます・・・。
ホテルにチェックインした後は、駅に向かって2日後の夜行列車のチケットを購入。現金払いしかできず、駅構内のATMでバタバタとキャッシングして、どうにかチケットを手に入れました。
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そして、ツレのリクエストで遅い夕食は、ウクライナレストランの『カバチョーク』に向かいます。極東ロシアには、かつて多くのウクライナ人が移住した(させられた?)歴史があり、本格的です。元々ウクライナ料理のボルシチは、特に美味しかったです。
日本に滞在経験のあるという、“ぞんざいな”日本語を話すスタッフもいて楽しく、快適でした!
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4月27日: ハバロフスク市街地観光
ロシアの安いホテルの朝食は、自分の経験からすると・・・なので、ホテルで取らず、9時から営業している立ち食いのペリメニ専門店『ペリメンナヤ』に向かいます。

ロシアの人たちからすると、感覚的には日本の立ち食いそばのようなものなのでしょうね。ペリメニ(水餃子)、ブリヌイ(クレープ)、ピロシキの王道3種と、キャベツ(カプースタ)の漬け物をいただきました。ペリメニ一皿90~100ルーブルと安いのに、普通に美味しかったです♪
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その後、アムール川の畔を散策し、思いの外、展示内容の充実していた国立極東博物館をじっくり見ていると、あっという間に昼どきを過ぎました。
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遅い昼食は『鉄道局の食堂』で取りました。普通にスタローバヤ(カフェテリア型式の大衆食堂)でした。スタローバヤでは実物を見ながら食事を選べるので、初ロシアのツレにとっては楽しそうでした。
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昼食を終えると、谷に下りかつて河川だったというウスリースキー並木通りを散策しながら、ホテルに戻り、しばし休憩しながら次の展開を考えます。
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休憩の後は、反対側の谷に向かって坂を下り、中央市場に出かけました。衣類や雑貨も売っていますが、やはり市場は食材を見て回るのが楽しい!
その後、散策しながら、ショッピングセンター(NK-City)に行きました。スーパーはスーパーで、体系だって食材が置いてあるのでとても楽しめます。夜のワインや翌日の昼食を買い込みました。お勧めはお総菜。美味しそうなものが多く、購入したイカ入り海藻サラダなんかは、抜群に美味かったです!
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荷物を置きにホテルに戻ろうとすると、ホテル前の広場は5月8日の戦勝記念日の予行演習で封鎖されていて、遠回りさせられます・・・。さすが元、共産主義国。
部屋に戻って、ワインを片手にしばらく眺めていましたが、21時近くまでは続いていました。
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が、いつまで見ていても仕方ないので、終了を見ずに夕食に向かいます。この夜は『ヴァルヴァルカ(ВАРВАРКА)』というロシア料理のレストランにしました。ネット検索で調べたお店です。
きれいなお店で、美味しいのですが・・・やや少し味が薄いかな。でも、リーズナブルで、英語を話すスタッフもいるのでお勧めです。
自分はビフストロガノフには、グレーチカ(そばの実)を組み合わせるのが最強だと思っていますが、ツレも初めてのこの組み合わせに魅了されたようです♪
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4月28日: ハバロフスク郊外観光
レンタカーを借りてドライブです。でもAVISの窓口が空港にしかないので、トロリーバスで空港・国内線ターミナルに向かいます。
借りた車はなんとAT車!海外で初めてAT車を運転します。極東ロシアは日本の中古車が多いので、AT車しか運転できない人が多いのかな?・・・なんて、勝手な推測をしました。
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車を借りると、市内に向かう途中にある霊園の一角にある、日本人墓地に向かいます。ここは空港に行くトロリーバスで通ってきた場所です。
シベリアに抑留され、無念にもこの地で亡くなられた邦人の方々にお花を供えました。お花屋さんは墓地の入り口(バス停付近)で、カーネーション1本、50ルーブルで売っていました。
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そして郊外にある小さな動物園(Зоосад)へ。肉食獣のいる場所に鶏を丸ごと(もちろん死んでいます)投げ込むという、エサやりの方法がワイルド・・・というより、雑です。日本の動物園事情に詳しいツレは、呆れ顔でした・・・。アムールトラやヒョウ、オオカミ、クマなどが、骨を砕く音を立てながらむさぼるシーンを見ることが出来ます・・・。
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次は、5000ルーブル札にも記されているアムール大橋を渡ります。鉄道は単線と聞かされていましたが、既に複線化されていました。ちょうど川幅の狭くなっているところに橋を架けていますが、それでも結構、長い橋ですね。
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こうして郊外を巡り、車を返しに空港に向かいますが、予定よりも早い返却。カウンターにはスタッフが不在で、空港の案内所も巻き込んでてんやわんやでした・・・。この空港のAVISカウンターは貸し出しも、返却も予約時間のみスタッフが来るようです。 そして無事に車を返して、公共交通で再び市内、駅に向かいます。
いよいよ、お待ちかねの夜行列車です♪
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>> 2016年ゴールデンウィーク「ロシア~中国~ロシア」の旅 【中国編】
http://kenura.cocolog-nifty.com/blog/2016/05/2016-42951-6d87.html

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2016年5月17日 (火)

ハバロフスク空港(KHV)から市内へのアクセス

ロシアな雰囲気の空港ロビー
2016年4月26日、驚くほど簡素なハバロフスク空港・国際線ターミナルでの入国手続き、荷物の受け取り等を済ませてロビーに出ると、ものすごく薄暗い・・・。ここに白タクの運ちゃんが殺到していて、声を掛けてきます。「ロシアに来たなぁ」と実感した瞬間でした。
しかし、旅行をするとき、僕は基本的に空港からの移動に白タクは使わず、公共交通(バス、電車、ちゃんとしたタクシー)を利用するようにしています。
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空港アクセスはトロリーバス
ハバロフスク空港への公共交通は、トロリーバスになります。
大ざっぱに言うと繁華街に向かう1番系統と、中央駅(Вокзал)に向かう2番系統の2本です。
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トロリーバスの乗車方法
空港のトロリーバス停留所は国際線ターミナルの正面にはなく、国内線ターミナルに向かって、少し歩いた舗装がガタガタのロータリー(トロリーバスの転回場)にあります。
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時刻表は特に見当たりません・・・。1番と2番の路線では、圧倒的に1番路線の本数が多く、2番系統は運転間隔が30分以上も開いてしまうことがあります。
市内までの乗車時間は30分足らずでしたから、駅に向かう場合でもあっても、タイミングによっては1番で「ムラヴィヨフ・アムールスキー通り(Ул. М. Амурского)」まで行き、そこでトラム(1、2、6系統)に乗り換えた方が良いかも知れません。
ハバロフスクのトロリーバス、バス、トラムには、たいていおばちゃんの車掌さんが乗っていて、運賃(20ルーブル/人回)を徴収しに来て、お金を払うと、チケット(トロリーバスは青文字)を渡されます。なお、トロリーバスではスーツケースを持っていても荷物料金は取られませんでしたが、トラムでは荷物料金(10ループル/個)を徴収されました。
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私たちの乗車区間
ハバロフスクでの宿は①値段が安く、②市内で便利そうな立地で、③空港からのアクセスも良かった(トロリーバスの停留所から近い)ので、セントラルホテル(Гостиница Центральная)にしました。
このホテルはレーニン広場に面しており、下車する停留所は「レーニン広場(Площадь им. Ленина)」になります。
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慣れない言葉の車内放送を聞き逃すと面倒なので、お金を渡す時に車掌さんに下車する停留所を伝えておきました。そして、車掌の椅子(写真)の近くに席を陣取りました。そのため下車のタイミングを、ちゃんと促してもらいました。
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国内にはトロリーバスはほぼ皆無ですから、変わった乗り物に乗車体験する良い機会になると思います。


★宿泊したホテル
Гостиница Центральная(ガスツィーニツァ ツェントラーリナヤ)
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『地球の歩き方』によれば、戦後の日本人シベリア抑留者の方々も建設に従事させられた建物だということです。こうした邦人への想い、一方で今なおソ連ぽい雰囲気を残していることもあり、建物の古いホテルですが気に入りました。
フロントには、辛うじて英語でのやりとりのできるスタッフもいます、。
チェックアウト後の荷物の預かりをしてくれなかったので、その点はちょっと面倒くさいかもしれません。

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2016年5月16日 (月)

使いやすいANAマイルを活用して世界へ!

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旅行をするために、日々せっせとANAJALのマイルを貯めていますが、圧倒的に使いやすいANAマイルでの旅行の魅力をまとめてみました。

①いろいろな航空会社を組み合わせられる

②いろいろな航空会社が使えるので、いろんな街に行ける

③いろいろなルートで旅ができる

④国内もいろいろな経由地を選択できる

 

ちなみに見本のe-チケットの発券には、23,000マイル必要でしたので、単に東京→香港、深セン(関空経由)→東京を旅する際の20,000マイルよりも余計に消費してしまいました。

しかし、単なる往復に必要なマイルと同数で周遊できる旅程も組めたりします

 

①いろいろな航空会社を組み合わせられる

ANAのマイルを使用した旅行では、様々な提携航空会社の便を組み合わせた旅行が可能です。こうした旅程はJALマイルでの旅行のみならず、ANA正規チケットでも組むことが困難であり、ANAマイルの旅だからこそ可能だといえます。

掲載しているe-チケットでは、深セン~北京便は中国国際航空でしたが、この便の30分前に同社の関連会社の「深セン航空」便があり、これに乗ることも可能でした。そうなると、行程中の全区間を異なる航空会社で旅することになりました。

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②いろいろな航空会社が使えるので、いろんな街に行ける

複数の航空会社を組み合わせて旅程を組めるので、いろんな街のトランジットも可能ですし、目的地の幅も拡がります。一方、JALのマイルを使って旅行をする場合、基本的に使用航空会社は一社だけに絞られますので、選択した航空会社の就航地が目的地となり、最後の出発地となります。

欧州では、マイルを使ってサラエボやリビウなど、マイナーな都市に飛んだ経験があります。


③いろいろなルートで旅ができる

掲載したe-チケットを予約する際の香港へのフライトの空席確認の時点では、WEB画面上に仁川経由や台湾経由などの空席状況も表示されました。

なお、乗り継ぎは24時間以内に行えばよいので、以前アシアナを使った仁川乗り継ぎの旅をした際には、ソウルで10時間の乗り継ぎにして、B級グルメを食べ歩いて、金浦空港から羽田に帰国しました。

いろんな街でのトランジットが可能になるということで、例えば欧州を旅する場合、往路にインドやトルコ等を経由して南回り、帰路は直行便で北回りといった具合の旅程を組める可能性もあります。

 

④国内もいろいろな経由地を選択できる

見本のチケット[5]と[6]を見ると、帰京前に千歳空港に23時間40分滞在したことがわかります。国内に戻っても、24時間以内であれば国際線乗り継ぎ扱いです。この間に5年ぶりに札幌の友人と一献交わすことができました。

ちなみに、北京から日本への中国国際航空は三大都市圏以外に福岡や沖縄、広島などの地方都市にも飛んでいます。むろん三大都市圏なら、ANAも飛んでいるので、こうした街を経由地にすることも可能です。

 

★ネット予約での注意!

色々なルートで旅が可能ですが、ネット予約時に出発地と目的地を入力するだけだと、思い通りの経由地が出てこない可能性があります。そのため例えば、単にイスタンブールで乗り継ぎ、チューリヒに行きたい場合「●月●日、東京~イスタンブール」「●月●+1日、イスタンブール~チューリヒ」のように、あえて区間を分割して入力、検索することがあります。

「こんなルートは可能だろうか?」といろいろ入力してみると、基本ルートに必要なマイル数と変わらないマイル数で意外なルートの旅が可能だったりします。

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JALマイルを使って極東ロシアへ

S7航空ディスカウントマイルキャンペーンを利用

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2016年のゴールデンウィーク、JALの“S7航空ディスカウントマイルキャンペーン”を利用して極東ロシアを旅しました。東京~大阪ですら往復に15,000マイルが必要なのに、このキャンペーンを利用すれば、なんと東京~ウラジオストク or ハバロフスクが11,000マイルなのです!

オープンジョーチケットの「?」な旅程マイル数
今回の旅ではどうせなら2都市!ということで、【往路】東京~ハバロフスク、【復路】ウラジオストク~東京というオープンジョーのチケットを作りました。
すると・・・交換に必要なマイル数は12,000マイルだという!
JALからの説明によると「東京~ハバロフスク往復の飛行マイルは1,846マイル、東京~ウラジオストク往復の場合は1,352マイル。いずれも2,000マイルを下回るため、必要マイル数が11,000マイルになる。予約した旅程では飛行マイルが2,005マイル(2,000マイル超)なので、交換マイル数は12,000マイルになる。」とのこと。わからない・・・
なぜ、
1,846÷2+1,352÷2=1,599マイル
にならないの?
そもそもハバロフスクより近いウラジオストクを組み合わせているのに、飛行距離がハバロフスク往復を上回るのか・・・自分には全く理解できませんでした。
が・・・、例え12,000マイルであっても、国内旅行するよりも少ないマイルで、しかもGW期間中の海外に行けるのだからありがたいです♪

JALマイルでのS7便予約は面倒・・・
それにしても、JALのマイルを使ってS7航空を予約するのはとても面倒でした・・・。予約のみならず、空席照会も電話窓口だけなのです。 そのため、まず旅程を決めるために空席照会するのに電話をします。そして、ツレと旅程を検討します。ちなみにウラジオストク便は週3便(火、木、日)、ハバロフスク便は週2便(火、日)です。
空席状況を確認してから搭乗日が決まると、今度は予約に電話が必要です。
つまり、2回電話をせねばなりません。ちなみにJALマイルを利用して他社線の予約を入れる場合、アメリカン航空、ブリティッシュ・エアウェイズ、キャセイパシフィック航空/香港ドラゴン航空、カンタス航空、エールフランス航空以外の航空会社は空席照会、予約は電話だけになります。

オペレーターと電話を繋ぐためには窓口開始と同時に!
僕の場合日中に予約センターに電話をしても、一度も繋がりませんでした・・・。「誠に申し訳ございません・・・」という、心のこもっていないテープを聴かされ続けます・・・。「しばらくお待ちください・・・」で、電話口で20分待ってみたことも・・・。 どうするか??? そこで、窓口の開く8:00ぴったりに繋ぐことを狙って、朝7:59に電話したところ・・・繋がりました。2回とも、この時間に電話をしました。

JALマイルの使いづらさ・・・
ANAマイルと比較すると、JALのそれは使いづらいですね。ANAがスターアライアンスや、提携航空会社の予約を、全てホームページで予約できます。が、JALでは上記のような状況です・・・。そして、ANAが一回の旅行で路線ごとに、異なる提携航空会社の路線を組み合わせることができるのに対して、JALではそうは行きません・・・。
とはいえ、ANAの提携航空会社にはロシア直行便はありません。マイルの利用に当たっては両者を長所を活かしながら、上手く使い分けていきたいです。
しかも、今回の旅はたった12,000マイルで海外旅行ができたのですから、とてもありがたかったです!

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2016年5月14日 (土)

中国から、ロシアに再入国する旅

琿春を発ったのは朝

201652日、スラヴヤンカ(Славянка、斯拉夫)行きのバスは、琿春バスターミナルを750に出発。バスの乗客は、私たちも含めて7人とガラガラでした。バスは鉄道の国境駅を通り過ぎ、街を離れて山の中にある出入国管理事務所へと向かいます。

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ちなみに前日の日中、切符を購入しようとバスターミナルに赴くと、「明朝7時半に来るように」と職員に助言されていたのでので、この時間までにバスターミナルに行き、チケットは当日購入しました。

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中国を出国

815に国境事務所前の門に着くと、新たな乗客が4人乗り込んできました。約30分の停車中に、国境警備員による車内でのパスポートチェックなどが行われ、845、いよいよバスを降車して、トランクから荷物も取り出して、出国手続きに向かいます。

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出国手続きはあっという間で、バスへの乗車が許可されるまで免税品店を冷やかしたり、トイレに行ったりしました。ちなみに、ロシアの管理事務所のトイレはあまりきれいでないので、トイレに行くなら中国側で済ませておくことをお勧めします。

バスに乗車すると国境警備員による車内での出国スタンプのチェックを経て900に出発しました。

 

少し不安だった、ロシア再入国を果たす♪

中国の出入国管理事務所からほんの少し、のろのろと車が進んだところで、ロシアの国境警備員による車内でのパスポートチェックが行われ、10分足らずでロシアのクラスキノ(Краскино)出入国管理事務所に到着します。中国の事務所とは比べものにならない粗末な建物ですが、新しい建物を整備中のようでした。ここでもトランクの荷物を持参して、ロシア入国の手続きを行います。

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入国に際しては、入出国カードに記入してから窓口に向かいます。空港などで入国する際は、審査官がワープロで作成してくれますが、ここでは自分で作成します。ちなみに、図を用いて記入方法を解説したがボードが置いてあるので、これに従って記入すれば簡単です。


不安の原因は『地球の歩き方』に記載されたデマ情報・・・

実はこのルート、201415年の年末年始に中国東北部の旅行を計画する際に購入した『地球の歩き方/大連・瀋陽・ハルビン ’1314』の巻頭特集を見て、いつかは旅行したい・・・と思っていたルート。しかし、同書の19頁には“陸路入国の際は、入国地が記載されたビザでなければならない”という記載があります。この一文によって、実は今回の旅は計画段階で少々振り回されました。

陸路でのロシア入国は、ベラルーシからの経験がありました。しかし、ベラルーシとロシアは特別な協定があり、入出国審査すらなかったので少し不安でした・・・。

が、結局はデマだったのです。今回はロシア~中国~ロシアを旅しましたが、普通のダブルエントリービザでOKでした(写真)。それにしても、情報を売る商売なのに、こういう誤報を堂々と掲載するのは困りものです・・・。

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造船の街、スラヴヤンカに到着

930、事務所を出てバスに乗り込み、出発ですが、事務所の敷地を出る前のポイントで再び停車し乗客数のチェックが行われます。これが終われば、後はひたすら荒涼とした風景を快走します。途中、私たち以外の乗客は全て下車してしまい、バスは貸し切り状態になりました。

そして中国時間10時半、現地時間12時半前にスラヴヤンカのバス停に到着しました。

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スラヴヤンカ乗り継ぎでの大失態

バス停に着くと、道を隔てて向かいにあるAвтокасса(バス切符売り場)に向かいました。ここでは、念のためこの日の午後にウラジオストク行きの船が運航されているかどうかを確認し、運航がないことを確認して、1500発のバスの存在を聞きました。

ここで切符を買うように言われなかったこと、スラヴヤンカまでのバスが異常に空いていたことから、切符は必要なく車内でお金を払えば良いのだ・・・と勝手に思い込み、これが悲劇を招くことになりました。

 

スラヴヤンカ出発まで・・・

バスの時刻を確認した後は、この小さな街で時間をどのように潰すのかが課題になりました。私たちはまず、バス待合所に荷物を預けて、近くの市場をざっと見て、市場の入口よりも少し先にあるスタローバヤстоловая)で昼食を取ります。

スタローバヤとはカフェテリア形式の大衆食堂ですが、ここではカード払いもできるので、入国後、ルーブルを持っていなくても食事ができます。そして“便座付き”の洋式トイレもあって旅行者には優しいお店です。

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食事の後はバス停周辺を散策し、本屋でウラジオストクの地図を購入するなどして時間を潰しました。それでも時間を持てあまし、結局バスの時間まで待合所で過ごしました。

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そして、1440頃、ウラジオストク行きのバスの改札が始まりました。「いよいよ、出発できる!」そう思い、始発のバスに向かうと思いの外、バスの前に人だかりができています。漸くバスに乗り込む順番が来たそのとき、運転手からの「切符は?」という私にとっては意外な質問が・・・。もちろん、持っていないこと伝えると「席は満席だよ」と切り替えされ、凍り付きます・・・。そして、運転手から1時間後のバスの存在と、改札を手伝っているおばちゃんから切符を買うように言われました。

 

バスのチケット売り場は2箇所!

改札を終えたおばちゃんの後についていくと、市場の中へ。すると街に着いてすぐに向かった切符売り場とは別の売り場があり、ここで切符を購入しました。

後で荷物預かり所のおばちゃんに事情を聞くと、ウラジオストク行きのバスのうち3本(1010発、1500発、1600発)は市場の窓口、他のバスはバス停と道を挟んだ場所にある窓口でチケットを購入するとのこと。換言すれば、琿春を朝に出た場合、基本的に市場内の窓口で切符を手配することになります。

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時間遅れでスラヴヤンカを出発

1600発のバスはザルビノ(Зару́бино)始発の便で、到着時点でかなりの乗車率。おまけに始発便よりも、ぼろい・・・。

出発すると、途中で一度だけ休憩がありますが、あとは市内までひたすら走り続け19時半前、ウラジオストクのバスターミナルに到着しました。

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しかし、バスターミナルは街の中心部から結構離れているため旅はさらに続きます。車中で中央駅へは1番か15番バスに乗ることを教えられていたのですが、そのバスの停留所がなかなか見つからず、結局バスターミナルに隣接しているエレクトリーチカ(近郊電車)の駅から2013発のウラジオストク行きに乗って中央駅を目指しました。

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もう少し早く、電車の利用を決断していたら一本前の電車に乗れたのですが・・・。

こうして琿春からスラヴヤンカ経由、ウラジオストクの10時間強の旅を終えました。

 

バスと“船”の運行日の注意!

本来、私たちは201651日(日)に琿春からスラヴヤンカ経由で、ウラジオストクに向かうことを計画していました。

日曜日はスラヴヤンカからウラジオストクに向かう船が夕刻に出るので、船の方が楽しい旅ができると考えたこと、そしてウラジオストクの船着き場は街の中央駅近く(写真)にあるので到着後の移動に便利なためです。

 しかし、中国にとってメーデーは重要な祝日・・・とのことで、国際バスが運休になることを前日の夕刻、現地のバスターミナルで聞かされました。何とも間が悪い・・・。

琿春出発は予定より一日遅くなり、月曜日の船はスラヴヤンカを700に出航する便のみなので、結局ウラジオストックまでの全行程をバスで移動することに。特にスラヴヤンカからのバス移動に関しては、事前の情報収集が不十分だったためバタバタする結果になりました・・・。

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スラヴヤンカ~ウラジオストク航路

http://pereprava.su/index.html

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ロシアから、中国へバスで国境を越える旅

夜行列車でウスリースクに到着

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2016年4月28日、ハバロフスク駅を現地時間2100に出発したシベリア鉄道の夜行列車Океан(アキアーン)号は、ウスリースク(Уссурийск)に翌朝616に到着。駅前でタクシードライバーを捕まえて、バスターミナルまでの料金を聞くと「100ルーブル」とのことなので乗車します。

 

中露国境越えのバスが出発

綏芬河行きのバス(807-1番)は、ウスリースク発740です。バスターミナルで1時間程度待つことになりますが、いくつかの売店が営業しているのでこの時間を利用して、軽い朝食等を済ませることもできます。ちなみに、チケットの発売は7時からです。運賃は1,400ルーブルで、荷物料金は別途徴収されますが値段を失念しました・・・。500ルーブル程度だったのではないかと・・・。

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740の時点でもバスは入線しておらず、遅発。いくつかの空席が見られましたが、市内の幾つかのバス停で客を拾うと、満席になりました。皆さん買い出しに行くためなのか、トランクに荷物を預けることもなくほぼ手ぶら状態です。

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国境の街、ポグラニチニで休憩

バスは940に国境の街、ポグラニチニ(Пограничный)に到着。ここで休憩タイム。駐車場の横には市場があります。乗客に停車時間を確認したところ「1010まで・・・」と言われたので1005に戻りましたが、出発時間を教えてくれた本人がバスに戻ったのが1015、運転手がバスに戻ってきたのが1040でした。恐らく1時間停車なのだと思います。運転手に確認すべきでした。ちなみにトイレは数カ所ありましたが、どこも10ルーブルのようでした。

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ロシアの出国手続き

1040にポグラニチニのバスターミナルを出ると、国境の検問所前に1100に到着。ここでもドアが開き再び休憩時間。喫煙者は外でタバコを吸っています。

辺りには出国手続きの順番待ちなのでしょうか、ものすごい数のトラックが並んで停車しています・・・。

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1135にバスは出入国管理事務所のゲートをくぐります。高圧電線の張られたフェンスが、物々しい感じです・・・。そしてトランクに預けた荷物を取り出して、徒歩で事務所の建屋に向かいます。出国手続きを済ませても、しばらくは建屋内に留まります。この間、バス車両の厳重な検査があるようです。1215再びバスのトランクに荷物を収めて、乗車。車内で国境警備員が出国スタンプをチェックして回り、これを終えると、いよいよ中国に向けて出発します。

 

中国入国!そして・・・

ポグラニチニの出入国管理事務所と、綏芬河の事務所の間は少し距離があります。その間、あまり手の入っていない自然の中をバスは走ります。

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1230(中国時間10:30)に中国側の出入国管理事務所に到着。こちらの建物はロシアのそれと比べて大きく、しかも出入国窓口のある2階までは階段を上らねばなりません。ロシア出国時と同様に、トランクに預けた荷物を持参するので、32段の階段は結構辛いです・・・。

パスポートチェック前に、中国の入国カードに記入します。日本人がこの国境を使うことが稀なためか、この間に審査官が近寄ってきて、パスポートを事務室内に持って行ってしまいました。

そして、パスポートを返却され、いよいよ入国審査。パスポートを返却される間に、他の多くの乗客は審査を終えて1階に向かっています。私たちは最後尾となり、窓口での入国手続きにも時間がかかりました。

出入国管理事務所に置き去りにされる・・・

そうです、確かに他の乗客に比べて時間はかかりました。でもね・・・バス乗り場に下りると、バスがないって一体、どういうことよ!建物に入ってから20分って、ロシア出国より時間かかっていないじゃない・・・。満席だったはずの座席が2つ空いているのに、なんで「みんな揃ったね、じゃあ出発進行!」ってなってしまうのよ!

事務所前にいる中国人は「バスはもう行っちゃったよ」「バスはないよ」と・・・。そこに待ってましたとばかりに登場したのが、白タクの運ちゃん・・・。出入国管理事務所前に置き去りにされ、大きなスーツケースを持って呆然としている旅行者なんて、彼らにとってはカモがネギ背負って、おまけに鍋まで小脇に抱えているようなもの。

あのとき、冷静に考えることができれば、綏芬河の国境では隣接する昔の国境事務所が観光地になっており、バスも来るし恐らくちゃんとしたタクシーもいる・・・と判断しただろう。しかし、あんまりな展開に混乱していたこと、入国間もないタイミングで中国のタクシーの相場勘が戻ってないこと(50元を提示されました)、バスターミナルから駅まではどうせタクシーを利用しようと思っていたこと等々、いろいろな条件が重なって・・・乗っちゃいました。が、駅までかなりぼったくられていました・・・。

発展著しい綏芬河の街

それにしても中国の開発の勢いには、いつも驚かされます。綏芬河駅へ前回の訪問は2015年1月1日でした。あれから1年半も経っていないのに、駅は街外れに移転し、びっくりするほど大きくて立派なものになっていて、線路も高規格の新線になっていました。

ちなみに中心市街地へは、循環バスが高頻度で運行されていました。メーター付きの正規のタクシーでも10元かかりませんでした。

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さて、国境での置き去りと白タク運転手が現れた事件については、「バスの運ちゃんと結託しているんじゃないの?」と疑っていますが、無事にロシアから中国に入国できました。

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